[資料 No.16]

文献解説表

標題

栄養補助整腸食品(エチケットマシュロム)顆粒と錠剤の検討


著者

株式会社リコム


掲載

社内資料


要旨

10名の方を対象に、シャンピニオンエキス配合消臭整腸剤「エチケットマシュロム」の顆粒と錠剤を服用して頂き、服用前後に整腸作用、消臭作用に関するアンケートを実施した。調査により、両剤形とも整腸効果がみられた。また、口臭、体臭、便臭の消臭効果も顆粒と錠剤の両方で認められた。服用を停止後の便の消臭効果については、顆粒では、6例が改善傾向、4例が服用前に戻ったという結果であったのに対し、錠剤では、9例が前より改善傾向とし、1例が前に戻ったという結果になった。


目的

シャンピニオンエキス配合の消臭整腸剤「エチケットマシュロム」の顆粒と錠剤を比較する。


具体的手法

10名の方に参加いただき、H8.2.10~H8.3.10に顆粒を、H8.3.11~H8.4.10に錠剤を服用していただき、各調査項目について服用前・服用後にアンケートを行った。


結果の要約

対象摂取結果
男性/74歳 患者
女性/76歳 患者
男性/61歳 病院職員
男性/46歳 MR
女性/46歳 看護婦
男性/37歳 病院職員
女性/26歳 病院職員
女性/45歳 看護婦
女性/40歳 介護人
女性/46歳 介護人

全10名
<摂取期間>
顆粒:1ヶ月間
錠剤:1ヶ月間
(1)  <服用のし易さ>「顆粒がよい」という人が4名、「錠剤がよい」という人が6名であった。
(2)  <胃腸症状>顆粒も錠剤も服用後の効果は、改善または変化なしで、違いはなかった。
(3)  <便性>各剤形でそれぞれ5例が改善、その他は変化がなく、大きな違いはなかった。
(4)  <便通>両剤形とも改善作用が見られ、違いは無かった。
(5)  <口臭>強い人および普通の臭いの一部の人で改善した。錠剤の方が、効き目が強いと感じた人が2例あった。
(6)  <体臭>体臭の改善効果がみられた。剤形に違いは見られなかった。
(7)  <便臭>両方とも全員で改善効果がみられたが、錠剤の方が強い効き目があった例が3例認められた。
(8)  <服用検査終了後(10日前後)の便の消臭効果>顆粒では、6割が改善傾向を示し、4割が服用前に戻ったという結果であったのに対し、錠剤では、9例が前より改善傾向とし、1例が前に戻った。

対象

男性/74歳 患者
女性/76歳 患者
男性/61歳 病院職員
男性/46歳 MR
女性/46歳 看護婦
男性/37歳 病院職員
女性/26歳 病院職員
女性/45歳 看護婦
女性/40歳 介護人
女性/46歳 介護人

全10名

摂取

<摂取期間>
顆粒:1ヶ月間
錠剤:1ヶ月間

結果

(1)  <服用のし易さ>「顆粒がよい」という人が4名、「錠剤がよい」という人が6名であった。
(2)  <胃腸症状>顆粒も錠剤も服用後の効果は、改善または変化なしで、違いはなかった。
(3)  <便性>各剤形でそれぞれ5例が改善、その他は変化がなく、大きな違いはなかった。
(4)  <便通>両剤形とも改善作用が見られ、違いは無かった。
(5)  <口臭>強い人および普通の臭いの一部の人で改善した。錠剤の方が、効き目が強いと感じた人が2例あった。
(6)  <体臭>体臭の改善効果がみられた。剤形に違いは見られなかった。
(7)  <便臭>両方とも全員で改善効果がみられたが、錠剤の方が強い効き目があった例が3例認められた。
(8)  <服用検査終了後(10日前後)の便の消臭効果>顆粒では、6割が改善傾向を示し、4割が服用前に戻ったという結果であったのに対し、錠剤では、9例が前より改善傾向とし、1例が前に戻った。


まとめ

シャンピニオンエキス配合消臭整腸剤「エチケットマシュロム」の顆粒と錠剤に、整腸効果と消臭効果が認められた。服用を停止後の便の消臭効果については、顆粒は、6例が改善傾向、4例が服用前に戻ったという結果であったのに対して、錠剤では、9例が前より改善傾向とし、1例が前に戻ったという結果になった。